9_15_月

朝、家の前のコンビニの前で、煙草を吸いながら発泡酒を飲んでいる男性がいた。夜勤明けという感じではなく、これからどこかに出掛ける様子だった。眼鏡を掛け、ショルダーバッグの出で立ちの一見ヤワな感じのひとだったが、男らしかった。

昼、新宿ユニオンに取り置きして貰ったcooley-munsonのCDを買いに行く。友達に録音機材を貸してもらう。楽器屋で備品購入。帰宅して試し録り。考察。

夜、ラーメン二郎。並んでから食べ終わるまで1時間。五反田の本屋。前までアート・コーナーに貼られまくっていたポスターが梅佳代「じいちゃんさま」から、佐内正史の新刊のポスターに。一瞬びっくりする。この新刊、手にしたがピンと来ない。これがわからない自分がだめなのか。グッと来るか来ないかだと思うのだが、来ないものはしょうがない。タイトルの「Trouble in mind」という言葉も、なんかもっちゃりしてる。珍しく、帯の推薦コメントやコピーがある。何にも無かったら印象が違ったかもしれない。梅佳代の「じいちゃんさま」は好きではないが、グッと来てしまう部分がある。送って貰った本はサイン付きで「サイン書いたから、ブックオフで売りにくいよ」と手紙にあった。

cooley-munsonは最高だった。72年の33分のアルバム。1曲目の「in the rain」を聴いていると、外で雨が降っている音が少しずつした。西海岸のやわらかいプライベート・フォーク。ベースが控えめだが、とてもいい感じに鳴る。