5_12_火

名古屋、大阪行って、東京帰って、いつの間にかもう5月も半ばだった。
*名古屋ライブ(4/30/KDハポン
普段と舞台装置が違ってたが、逆にやりやすかった。名古屋のライブは地理的なことだけではなく、東京と大阪の中間っぽくなる。緊張感とお客さんの親しげな感じが、ちょうどいい具合。次は、8月16日(日)同じハポンで。
春一番(5/2/服部緑地野外堂)
AZUMIさんの紹介MCから始まる演奏。初日で前夜祭的なイベントでお客さんは少なかったが、野外でのライブは楽しい。観客でピンクの服を着た中年の女性が僕の歌を聴いて、すごい泣いてたと聴いて、やれてよかったと思った。
*大阪ライブ(5/3/ムジカジャポニカ
名古屋がいい感じでやれたが、その余韻を引きずらないで、全然違ったライブになった。アンコールの最後はAZUMIさんのカバー「御堂筋」で終えた。

自分は出演しなかったが、春一番の最終日はじっくり見れた。AZUMIさん、「移動遊園地」から始めてくれた。野外で聴くと、とてもよい曲に思えた。大好きな歌「NEW BLUES SHOES」も。最後は去年のテイクより歌詞が増えた無敵の「御堂筋」。
AZUMIさん、あべのぼるさん達のバンド、MAGIC ANIMALS。冒頭からすごいアイデアで始まった。一瞬想い出波止場のようだった。25分のステージ、夢中だった、
最後はハンバート・ハンバート。「バビロン」という曲、すごかった。アンコールはRCの「ぼくの好きな先生」。軽くやって終わった。そして福岡風太さんが出て来て「これで終わり。つ・づ・く」とさらっと言って、2009年の春一番は終わった。

新今宮お好み焼き屋で豚玉を食べていたら、テレビで清志郎のちょっとした特集みたいなのをやっていた。お店をやってるおばさんのお母さんらしいひとーでも金髪で化粧バチッと決めてかっこよくて、孫と遊んでいたーが、「ほら、あの子、死んでもうたな。すっぴんの顔はやさしい顔してんな」と言った。58歳のロックンローラーも「あの子」と言われる大阪の街の大きさと優しさが、ちょっと心にしみた。

自分は何者なんやろと大阪の街で何度も思った。今週金曜日のライブは投げ銭ライブ。東京でははじめての試みである。お金で自分の価値を計るのはよくないとは思うけど、今の自分にはそれが必要な気もする。