6_12_金

大井町の本屋で立ち読みした雑誌『本人』の表紙が忌野清志郎さんで、写真は佐内正史だった。最近の写真で、それを見てると無性に切なくなってしまった。ロックンローラーという面影ではなく、世捨て人のような、余生を過ごしてる粋人のような、やさしい写真だった。いやな部分をすべて、捨ててしまったような。思わず佐内さんに電話してしまった。何回かコールして、仕事だから出ないかなと思ったら出た。少し喋った。写真の清志郎と喋ってるような気が一瞬した。また西大島の焼き肉屋で現地集合して会おうと言って電話を切った。