7_19_日

横浜黄金町の試聴室でソロライブ。昨日お店からの連絡で予約数が一桁だったので、うわーと思いながらも、逆に自分が楽しむことはちゃんとやろうと思ったので、いいライブになったと思う。何とか二桁越えるお客さんが来てくれた。

聴きに来てくれた人達へ。

どうもありがとう。
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今年やったライブでは唯一演奏中、調子いいかもと思えたライブだった。勿論それは自分だけが思ってるわけで、お客さんはわからない。来てくれた人達には批判的な意見も言って欲しいと思う。「よかったです」と言われるのはほっとするが、それだけでは自分は何の成長もしない。
結婚していたら連休にライブを入れることはなかった。家族連れを見ると、ギター背負った自分は何だかなあと思う。お金にならないことばかりしてるなあとため息が出そうになるが、かと言って自分が息子にお金を残せるかと言ったらそれは殆ど不可能で、だったら自分の出来ることを自分なりに磨いていく生き方でいいのかなと思うが、わからない。
息子が来てる時は床にギターを置いて遊ばせるようにしてるが、最近は自分でストラップを首に掛けようとしている。子供は大人のやってることをちゃんと見ている。

それにしても今日の場所は、少し前までは売春が行われてた地帯で、それを一掃摘発して街起こしとして若いアーチストに場所を提供しているのだが、川沿いで独特な空気が漂っている。夜になると暗くて、警官がずっと回って歩いている。安く入れる住居施設もあり、こういう所に身を埋めるのもいいかもしれない。やさぐれた街は、自分にはやさしい気がした。