1_25_火
夜、銀座の地下の映画館で『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』を見た。
この劇場は好き。駅から近く、地下の感じがちょっとあやしくていい。
もう10年くらい前に女の子とピンク映画を見にいったことを思い出した。周りの定食屋などもいい雰囲気で、刺身とか築地が近いので美味しかった思い出がある。
映画は代々木監督の歴史を丁寧に描いたもので昔の映像など興味深かった。VHSが出始めの頃は1万円以上するAVが何万本も売れていたという。
監督が東京に出て来る前、小倉で極道の世界にいて、一年でやめた理由は「仕事に遊びがなかったから」という。
なるほどなと思った。
音楽でもすごい真面目にやってるひとがずっとやってるかと言うとそうでもない気がする。自分みたいに遊びながらやってる方が、長く楽しめてやれてるのかなあ。
代々木監督は声がいい。優しくていいトーンをしている。監督が酒を飲んだり遊んだりするシーンがあればいいのにと思った。奥さんや娘さんも出て来るが、監督自体は素顔をあまり見せてなかった気もする。最近うつ病で苦しんでたというのは知らなかった。
