8_4_月

9日のインストア・ライブにbunさんを誘ったら、OKが出た。何をやってくれるのかはわからないが、面白くなりそう。

23日のソロライブの予約が始まった。

__

今日の東京はこの夏一番の気温の上昇らしく、バイトの現場もすごかった。現場は50度近いのではないか。一瞬気が遠くなって倒れそうになり、あ、これはやばいかもと早退したくなったが、一緒に働いている女子高校生にバカにされたくないので頑張った。

友川カズキさんのライブが、もうすぐ渋谷アピアである。新作は本当によかった。今年日本のミュージシャンのアルバムは殆ど買ってない。鈴木慶一さんのソロは買ったが、えーっていうくらいつまらなかった。ステレオで聴いたり、iPodで聴いたりして、曽我部恵一くんのサウンド・プロデュースはちょっと楽しんだが、音楽としては何のアイデアもないなあと思った。とにかくグッと来る曲がない。かっこよくない。

それ以来3000円以上出して、日本のミュージシャンのアルバムを買うのは何だか避けてしまったが、友川さんのは違った。友川さんによるジャケの絵をネットで見た時、これはよいかもと直感した。鈴木慶一さんのはジャケがよくなくて、はじめ買うのを躊躇していた。その直感も当たってしまった。

友川さんのはコードは三つか四つしか使わないし、ある意味ワン・パターンだが、かっこいい。ジョニー・キャッシュのような本物の香りがして、友川さんの身体の強靭さとしなやかさは迫って来る。この凄みは何だろう。

バスケットをやっていたとか、土方をやっていたとかではなく、表現をすることへの覚悟の強さかもしれない。

この間の高円寺のソロライブでは、アンコールで最後に「新開地」をやった。去年夏、名古屋のストリップ小屋「銀映」で友川さんと共演した、そのライブの時、友川さんにこの曲のある一節を褒めてくれたことを思い出しながら、この間歌った。