9_2_火

川越へ行き、帰り池袋に寄り、北口の喫茶店で友人とお茶。昼間だがえらく混んでいた。こういう繁華街に純喫茶があるのは、東京では池袋くらいかもなと思った。店にいると、なぜだかわからないが力がみなぎる感じがする。店員さんもよく動いている。

ヘンリー・ミラーの『暗い春』の中の「街」というのは、今世界にあるどこの街ではないが、自分にとってセクシーな街というのは少しはある。猥雑で危険なところもあるが、そういう街にいると落ち着く。そして、本が読みたくなるのは何故なんだろう。