2008_11_18_火

朝、息子を保育園へ。同じ先生の担当は、他女の子二人。そのうちのひとりが名前を呼んで近寄って来て、手のひらで息子の頬を触る。息子はにこーっと嬉しそうにする。その顔は友達の前でしか見せないような、ちょっとはにかんだ笑顔で、今日はこの顔を見れただけでよかったと思った。

最近よくわからない事件が多い。何かが刻々と迫ってきたような。閉塞感という言葉は何年も前から使われてきたが、閉塞を通り越して、もう行き倒れて埋没してしまいそうな感じもある。
こんな時代に表現や作り話は有効なのだろうか。逃げ込む場所としては有効ではあるが、生き抜くための物として必要とされるのだろうかと思う。

時代の何かが崩れ落ちるスピードはとても速い。速いが、表現でひとの心を射抜くスピードは、弾丸よりも速くなければならない。その速さが欲しいから、自分はロック・ファンなんだと思うし、ギターを手にする。