3_29_日

夜、近所のバス停から東急バスに乗り、都立大学のTERME GALLERYへ。西光祐輔写真展のクロージング・パーティーでライブ。昨日今日といつも利用してる練習スタジオの空きがなく、リハも出来なかったので声が出るか心配だったが、まあ何とかやれた。マイクがないと、そこの空間の鳴りだけなので、また自分の耳で聞こえるのとお客さんが聞こえる音はかなり違うので不安いっぱいであった。声もギターも自分の前方に向かって音が出るので、自分の耳には大して聞こえないが、お客さんはその音がまっすぐ届く。自分で出してちょっと大きいくらいがいいのかな等と思いながら演奏していた。
ドリンク代のみのフリーライブはレコード屋でのインストア・ライブ以来だった。あまりいい例えではないかもしれないが、普段定食屋をやってるが、たまにドヤ街でのボランティアでの炊き出しに参加するといった感じである。これはこれで普段接することない人たちの前で演奏出来て、楽しかった。

しかしこういったアート関連の場所に集う若者達のファッション・センスと言ったら、お洒落で個性的なようで、そのトーンはみんな同じで実につまらない。何でだろう、自分に自信がないのか、自分のことを認識していないのだろうか。自由そうでいて、その人のトーンが出ていない。その事の深刻さを最近色々な場面で思う。

中目黒から家まで歩く途中、道端って結構ゴミが落ちてるなあと気づく。西光くんの写真で、夜中の道端か公園に落ちてるゴミの写真はよかった。