8_11_火

14日の大阪行きの切符を買う。廃番のエフェクターをネットで探して電話で注文。

夜、息子と。カレーを食べる。それから自転車で散歩。賑やかな五反田へ。本屋で二人で立ち読み。それから目黒不動尊の中へ。「こわいよー、おばけでるよー」とおどかしても、その言葉をそのまま真似してケラケラ笑ってる。小さな池に向かって「亀さん、バイバイ」と手を振っていた。

風呂に入るよーと言ったら急に「イヤだ!」と物凄く強く叫んだ。こんなに強く意志表示するんだと思うくらいの表情と言い方が、母親に似ていてドキッとした。彼女と争った時のことを思い出した。一緒になったひとと別れることは淋しいことではあるが、壊れるまでやりあったひとがいたということは、自分の中のどこかにほんの少しあたたかい小さな記憶の塊としてある。その相手との子供が、とても可愛い寝顔で隣で寝ている。小さな足が僕の太ももに乗っかっている。
不思議ではある。あまり考えないで、あまり暑くない夏の夜、ビールでも飲もう。