3_18_木
友人とリキッドルームへ佐野元春＆ホーボーキングバンドのデビュー30周年記念ライブに行く。先にライブ、後半が記者会見、それから関係者は懇親会という順番だった。
ライブは思い切り飛ばしてて、とにかくバンドがかっこよかった。思い切りやってなさそうでも、ボトムがガッと来て、その上で遊んでる。1時間半あまりあっという間だった。
その後ブレイクがあって、記者会見。こういう場に立ち会うのははじめてなので興味深かった。質問への返しがかっこよかった。
それから軽い懇親会。久しぶりに佐野さんに会って、ちょこっと話して握手した。
kyonさんは髪型が変わって、えらく若返ってて驚いた。
帰り、友人と恵比寿で飲んで、興奮を冷ました。一緒にライブへ行くという友人はあまりいないので、こういう時間は貴重だなと思った。友人は映像監督で、今度プロデュース作のPVを頼む。
自分も色々作ろうとしてるが、そんなことよりもいつまでもロック・リスナーでいられることの方がずっと素敵なことだと思う。
目黒からの帰り、99ショップでコーラを買った。店内に神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まない」が流れていた。80年代のビートパンクバンドぽいなと、ヴォーカリストの声の出し方に思った。「ロックンロール」という言葉が、2010年でも本当に飛び火してたら、それはまた面白くなるなと思った。
佐野さんへの質問で「30周年ということですが、次の30周年へ向けてどうやって行きますか？」というおかしなものがあったが、佐野さんはちょっと笑いながら、「まず、元気でいて、笑いの絶えない、ユーモアを持って、厳しい世の中を渡っていきたいね」と言った言葉が、平明な言葉だが、かっこよくてしょうがなかった。
佐野元春のように常に新しいことをやろうとするミュージシャンはいない。次、どんなアルバムになるんやろう？とずっと追いかけて、自分も30年過ぎた。
