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昨日は代官山で、甲斐みのりさんが京都の六曜社の奥野美穂子さんと出した本のイベント。マスターのオクノ修さんのライブがメインで、ゲストが曽我部恵一くん。白い店内は女子でいっぱいで、独特であった。こそばゆい感じだったが、たまにはいい。
甲斐さんの六曜社のコーヒーとドーナツへの思いやらをトークで聞いて、喫茶店にこそ本当の文化があるんだなと思った。東京には喫茶店はあまりないが、関西は喫茶店が情報の発信地であり、サロンのような役割を未だに果たしている。ああ、やっぱり大阪に帰りたくなってしまった。
曽我部くんはギブソンでの弾き語りで、マイクを上手に使って抜群だった。なんであんなにギターの音がいいんだろう。ちょっと悔しくなる。格好もお洒落で、いい雰囲気だった。
オクノさんは、淡々に曲をどんどんやっていく。最近曲は書いてなく、昔の歌を歌いこむ感じ、と後で話してくれたが、本当に何度も聴いた歌でもどんどんよくなっていた。MCでぼそっと「今日は朝10時から飲んでます。鴬谷の24時間営業の飲み屋で」と言ったところで、思わず拍手をしてしまった。姿勢正しくかっこいいマスターという反面、どこか酔いどれた部分をずっと持ってるのが、かっこよくて、おそろしい。
自分がずっと心の中にイメージしてるオクノさんのライブとは微妙に違っていた。イメージよりも、迫ってきて動きのある演奏だった。

中目黒で打ち上げ。
その後、オクノさんがもう一度鶯谷の飲み屋に行きたいとのことで、何人かで移動。中目から夜桜見ながら歩いて帰ろうかなと思っていたが、オクノさんと鶯谷へ行けるなんてそうそうない。着いたらもう1時前だったが、店内はそこそこ賑わっていていい感じだった。北口で、辺りはホテルしかないが、平日のためか落ち着いていた。2時過ぎにお開き。
鶯谷で朝まで過ごした。

今日から4月。午後一瞬新宿に出て、ジュンク堂で欲しかった本を買う。
今日誕生日のジャン相見さんに電話した。去年誕生日にイベント出させてもらった。あれから一年、長かった。

保育園でらっこ組となった息子をお迎え。元気だった。スーパーで牛肉を買った。帰宅しておやつも食べ、ごはんもお肉はあっという間に食べ、具だくさん入りの味噌汁も全部飲んだ。ごはんはお代わりした。
テレビで新入社員のスーツ姿のちょっと可愛い女の子を見て「あのおねーちゃん、好きー」と言った。寝る前、色々な動物の名前を言いながら、みんな寝てるねえと言って眠りにつかせるのだが、「象は春だから、まだ起きてるよ」などと言う。身体のかゆい所をちょっと強めにかいたら、「やさしくして」と言われた。
「おかあさんは?」と言うので、「うん、お仕事だよ」と言うと、「がまんできるー」と言った。どんどん成長してるのが、ちょっとせつない時もある。

夜、風がずっと強い。タクシードライバーのサントラだと不穏な気がしたので、朝生愛のライブ盤にする。

明後日3日は、所沢でイベント。麓健一くんと共演で、自分は久下惠生さんとやる。

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