12_16_木

体調ちょっと崩す。しょうが湯飲むと、よくなった気がした。

夜、横浜へ。喫茶みなとでAZUMIさんのライブ。お店で歌うたいの友人らと待ち合わせ。何となくふらっと会う感じ。
マスターが映画関係のお仕事をしているようで、店内は映画のポスターがたくさん貼られ、雰囲気がすごいある。昨夜飲み過ぎたので、今日はコーラにしといた。
ライブは21時からで、殆どノンマイク。AZUMIさんは前半から飛ばしてた。あべのぼるさんの歌詞の歌が多かった。店はすごい熱気でみんな騒ぐし泣くし、大変なことになっていた。「年末だな!」と誰かがふいに叫んで、急に今年が終わる気がした。
アンコールは店のマスターのリクエストで「移動遊園地」。久しぶりに聴けた。「いい歌やなあ」と思わずつぶやいたら、後ろの女の子が「本当にいい歌だね」と言ってくれた。恥ずかしかった。
「あべさんは死んだけど、前よりそばにいるような感じがしてます」とAZUMIさんは言っていた。確かに今日のエネルギーはすごかった。あべさんの何かが乗り移ったような。だけどそれよりも増して、AZUMIさんはひとりになってしまったという孤独さも感じた。
歌、演奏、音、どれもすごいが、聴いてるうちにだんだんそれらがひとつの柔らかい塊に思えた。「気持ち」が、ただそこにあった気もする。それをこれだけお客さんが騒いだり、泣いたりしてしまうのが、音楽の力なのか。

ライブが終わって、終電の零時まで10分くらいだったので、みんなで桜木町まで走った。