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夜行バスで朝、大阪入り。西成へ投宿。喫茶店でモーニング。街をぶらぶら。新世界スパワールドへ宿で買った割安券(900円)で入る。色々な国の温泉とのことだが、まあ、まあまあ。ジンジャー風呂やハーブ風呂でリラックス。サウナには入らなかったが、一時間近く色々入ってたのでのぼせた。友人が来て、新世界でお好み焼きと焼きそば。高いしうまくなかった。まあしょうがない。宿へ入って少しだけ寝て、セットリスト作り。

難波屋、冬はどうなるのかなあと思って、さすがに釜ヶ崎もひとは少なく焦ったが、ライブが始まるとひとは集まってくれた。前半は気負い過ぎたのか声が届かなかった気がする。後半からお客さんが立ってくれたせいもあり、段々調子が出てきた。自分でライブの判断は出来ないが、よかったんじゃないかと思う。ちょっと焦ってしまった部分は反省。
立ち飲み屋での投げ銭ライブというのは、簡単なようで仕込みも色々必要で、また独得な緊張感がある。ひとが稼働するという意味では通常のライブとさして変わりはない。スタッフ、手伝ってくれた友人、お店のマスターに感謝。

1部は「東京の恋人」から「祈り(松山千春カバー)」、2部は「2011」から「Vシネマ、カウンターで」。アンコールで「移動遊園地」。

がやがやと焼き肉屋で打ち上げ。また0時頃難波屋に戻り、飲んで、新世界の串かつ屋。急にダウンして宿へ帰った。

西成で何かやるのは、その街の所作、マナーがあって、それを自分でまだ把握してない部分あるが、この街で何かやるのも遊ぶのも、その所作あってのものだなあと思う。
そういう大人の感覚を東京で感じることはないのが、街から匂いやセクシーな香りが消えているのかもしれない。

東京で作った歌を、ただここで持ち込んでも意味はない。それなりの覚悟を持って歌わなければ、お客さんに全然届かない。
そのこわさも知った。