2_17_木

ちょっと風邪か花粉症か。色々頭が痛いが、色々やってる。
13日、UFOクラブでParadiseとザーメンズ。客入れ、休憩、客出しの間に場内BGMがなく無音だったのが何より印象的。妙に楽しかったのはなんでだ。
最近演奏する時、やっと無心になれるような気がする。もう、あまり欲がなくなったせいもあるのか。ただ、この夜、自分が幸せになれるために音を出そうとしてる。

面白いミュージシャンが「ポップス」から外れた瞬間に「ポップ」になる。
そんな音に今年よく出会っている。
外す、というのは非常にむつかしい。その時はひとを殺してしまうような気がなかったら出来ない。規範から外れることの恐怖とよろこびを感じるのだがら。音による不倫とも言うべきか。

3月23日にプロデュースさせてもらったオクノ修さんの高田渡カバーアルバムが発売予定。東京でのアルバム発売記念は4月に決まりそう。今日オクノさんと電話で話した。正月明けに新世界で待ち合わせして、西成の難波屋へ案内させてもらって飲みながらアルバムの話をした。
それからオクノさんは難波屋を気に入って「昨日も行ってました、いい店です」とのこと。京都で喫茶店をやってるオクノさんが西成の釜ヶ崎の立ち飲み屋に通うのはおかしいようで、店をやってるひとから見ていい店と思うのはわかる。

ふと、夜中に大阪の街をパトロールしたいと思う。
散歩を「パトロール」と称するのだが、東京ではそういう気にならない。新宿の歌舞伎町も監視カメラがあちこちに設置されてるわけで、道ばたでキスや抱擁などもする気が起こらない。繁華街なのに新宿はまったくセクシーでなくなった。
アンパンマンがいつもジャムおじさんに「じゃあ、ぼくはパトロールしてきます」と行って出てゆくのが好きで、自分もパトロールしてきますと言いたい。
息子はアンパンマンからポケモンへすっかり心を持って行かれたので、アンパンマンも最近見ていない。


25日は新宿シアターpooで今年はじめてのソロライブ。
最近作った曲をひたすら歌うライブになりそう。
最近は東京ではセッションやバンドでの演奏があったので、ソロライブは久しぶりな気もする。

26日は池袋シネマロサで上映イベント。去年2月のライブで入場者にDVD配布した岩渕弘樹監督の『裏バイブル』、カンパニー松尾監督の『映像集3』を上映。21時から。
予告はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=5N7bIffozbY