3_31_月

先週末で朝ドラ「ちりとてちん」が終わった。テーマ曲はすごい好きだったが、最後の方はあんまり面白くなくなってきてた。なんしかドラマの中での落語がつまらなすぎる。あんなので拍手貰える程甘くはないと思うが、まあドラマだからしょうがない。
だが最終回の最後のシーンはかっこよかった。主人公がお産で病室に運ばれる時、無音で下に出演者クレジットだけが出るのはよかった。

最近出た雑誌『en-taxi』で、立川談春さだまさしが対談していて、その中で談春師匠が「最近、上方落語と東京落語が逆転している。大阪の若手はびっくりするくらいうまくて、でもみんな洗練を目指すと輝く個性が感じられず、そうすると最後まで誰が誰だか名前がわからなくなる。一方で東京はめちゃくちゃ、バラバラで」と言っていた。何となく音楽もそんな感じかもしれないなと思った。この間京都のイベントで、みんな卒がなくうまかった。聴いていて、どうしてよいのかわからなくなる感じだった。僕があまりにも下手くそでめちゃくちゃだからだろう。

夕方、五反田のカフェでつかの間ひと休み。隣席で、綺麗なOLさんが買ったばかりの漫画をうれしそうに読んでいた。