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今月から10時間の肉体労働。出来るかなと思ったが、意外に出来るものだった。ここ1,2年で体力はひどく落ちている実感があったが、お金のためなら何とかなるというものだ。３年ぶりの現場だったが、前とは違うのは派遣会社からのひとはいないことで、代わりに日払い制度が入った。夜勤のひとは前は年寄りの男性もいた印象だったが、今は殆どいない。女の子もきつい仕事に回されていて、果たして朝まで持つのだろうかと思う。そして、社員のひとがやさしくなってきている。

最近あちこちで囁かれている「不景気」というのは、今やあまり表に出て来ない。それくらい深刻になってきているのだろうかとも思う。CDや本も売れなくなって、音楽も少ないファンを取り合っているようなものだ。

それでもあべのぼるさんのアルバム『MAGIC ANIMALS』を聴いていると、こういう音楽があるから、自分はずっと音楽が好きでいられるのだなと思う。自分の人生を愛している音楽は、まだ僕には出来ないけど、いつかはそんなアルバムが作れたなと夢見てる。今は自分の人生、まだ簡単に愛せないという曲ばかりだが、それはそれで正直に作っておこうと思う。

夜中起きて、『月刊AZUMI3月号』の「御堂筋」を聴いた。曲の途中で街の音が聴こえる。ライブとは違って、小さな声で歌うAZUMIさんの歌。すぐそばで声が聴こえていい。