4_16_水

14日、新宿ネイキッドロフトでの勉強会第四回、ゲストAZUMIさんの会。無事終了。

聴きに来てくれた人達へ。

どうもありがとう。

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この勉強会というイベントは、終わったらいつも落ち込む。自分を落ち込ませるイベントでもある。自分が「いいな」と思うひとは、自分より面白いからで、またそのミュージシャンと同じステージで隣にいると、余計その凄さがわかってしまい、自分の駄目さ加減を思い知ってしまった。
今回もAZUMIさんとのセッション、始まった瞬間、あー10年、いや100年早かったわ!と後悔しそうになったが、始まったものは止められない。「グッバイ・メロディー」「移動遊園地」、そしてAZUMIさんの「ホワイトソング」を歌わせてもらった。そしてAZUMIさんの必殺のスライドギターを真横で聴いた。大変な時間だったが、とても幸せな時間だった。

イベント終わって二日間、ひとと殆ど喋らずバイトしてたが、ずっと勉強会、AZUMIさん、そして自分のこれからのことを考えていた。労働中の考えというのは、結局まとまらないものである。それでもずーっと、アホみたいに音楽のことを考えられるのは、音楽とは一切関係ない場所だからだろう。BGMもないし、おまけに最近iPODをなくしたみたいで、バイトへの行き帰りも音楽なしだ。今はそれでもいい感じだ。
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本当に凄いものしか欲しくないと思う。音楽なら、アイク&タナー、デューク・エリントン楽団の、毎晩狂騒の演奏をしていたその現場というのはどんなんだったろうとずっと想像している。ミュージシャンは毎晩演奏しなくては、ミュージシャンではないだろうとも思う。今夜もAZUMIさんはどこかの街で演奏しているはずだ。それを想うだけでも、少し心強くなり、優しくなれる気がする。