6_9_月

夕方、秋葉原でちょっとした買い物をした。街はいつも通りであったが、何だか不穏な感じも少しあった。

昨日の事件には、色々なことを思った。被害者の父親が「今は何も考えられない」と言っていたが、そのように行き場の無い感情しか産み出さない気もする。

上の世代が、次代に仕事を残す、仕事を与えるということを考えたことがあるのだろうかと思う。消費だけして、後は自分、家族のことしか考えてこなかったのではないか。消費で楽しむことの裏側で、食うや食わずで働いている人達のことを想像も出来ないのだろうと思う。

容疑者の「生活に疲れた」という言葉を、ひとによってどう受け止めるか、様々であると思う。