7_29_火

楽器屋でエレキの弦を色々見ていた。いつも使ってるアーニーボールでないのを使おうと思ったが、テンションがちょうどよいので、やっぱり同じのにした。それからギターやエフェクターを色々見たが、欲しいものはなかった。

ヤフオクで300円で落札した月亭八方の単行本が届いた。芸人と遊び、芸人と女、芸人と酒、芸人と借金など、楽屋話を語り口調で書かれたもの。さらっと軽すぎるくらいすぐ読めた。

雑誌『EN-TAXI』の八方の記事が面白くて、何度も読み返した。東京の落語はリアリティを追求したものが多く、大阪の落語はドリームを見せようとしているものが多いという記述には、そうかも!と思った。それは音楽でも、東京に来た頃から感じていたものでもある。自分が好きになるミュージシャンは、大阪、あるいは大阪出身のミュージシャンが多いのも、なんかあるのかもなあと思う。この間のBUNさんも久下さんも、ドリーム・ミュージシャンだ。

僕は東京っぽくなってきて、リアリティ追求タイプになってるかもしれないが、自分のことはよくわからない。夏、エレキを弾きたくなるのは、ちょっとドリームを見たいと思うのは確かだ。