2_1_日

あっという間に2月。
昨日は青山のワタリウム美術館に島袋道浩さんのイベントを見に行った。美術館で行われてる展覧会は見れなかったが、トークイベントでは幾つか心に残る言葉があり、手帳にメモした。
島袋さんは何となく親近感があり、一度個展に行き、また僕の新宿のソロライブに来てくれた。今回のイベントはわざわざ案内メールを頂いていたので行ってみた。終わって、軽く食事会があり、隣に座らせてもらい色々話せた。歳は一つ上で、同じ関西出身で、名前に同じ「道」がある。というのはどうでもいいが、見れた範囲の作品は、アートではあるのだが、飄々としていてヌケがいい。自分より先に行かれたな、という悔しさと爽快感があった。会場には90年代一時もてはやされたクレイジーなシンガー、タスケも来てた。以前タスケのCDは島袋さんが一緒に作ったと知って驚いた。アートの極北をやるひとなんだなと思った。
食事会はアート周りのひとばかりで、みんな黒か紺の服で、不景気なのかいまいちな顔つきだった。終わって電車がまだある時間なのに、みんなタクシーで帰るのも古くさい感じがした。モダンでないこの人達から、面白くて新しいアイデアは出るのだろうか。電車の中で見るもの、ひとが面白いのになあと思いながら、別れた。

今日は高円寺ペンギンハウスで、身長2mを見に行ったが、店に入ったら雰囲気が居心地悪く、一旦出たまま帰ってしまった。2mの大谷さんの顔を見れただけでいいか。

どうも最近イライラしがちなのは、また新しいものが作りたくてしょうがないからかもしれない。4月にアルバム出るが、そろそろその次のアルバムの事も考えよう。

島袋さんは今回の展覧会の会期中に40歳になるから、ここでこじんまりとやらず、攻めの姿勢でいきたかったと言っていた。言葉で言うのは簡単だが、それをやるのは余程のエネルギーだと思う。