12_22_火

川本真琴さんの新しいアルバム『音楽の世界へようこそ』が届く。出掛ける用事があったがやめて、ずっと聴く。
9年ぶりのアルバム、7年間の制作期間とのことで、その間川本さんとは何回かライブをやらせてもらったが、まさかこんなものを作ってるとは思わなかった。
ポップでもなく、アートでもなく、私小説でもなく、タイトルの『音楽の世界へようこそ』、そのものだった。
途中、SEが2曲ある。鳥と海の音で、どちらも川本さんが録音してきたもので、それがなんか川本さんらしい音をしていた。ディレクターズノートによれば、アルバムの中になぜSEを入れるのか？という問いに、川本さんは「曲ばかり聴いてると飽きる」とのこと。
ラストは海外のキャロル・ケイというベテランベーシスト、そして久下惠生さんとのセッションの曲がある。その曲が、またさりげなくてよかった。

夜、息子と過ごす。

一週間後は渋谷o-nestでの『ABCD』発売記念コンサート。チケット予約は下記より。
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