9_19_日

息子と起きる。家事。不動尊へ散歩。ジュースを買って飲ませる。石の上でちょっと休んでたら、息子はジュースを僕の背中にどひゃっとかけてTシャツはびちょびちょに。何するん?と怒りながら、急遽帰宅。シャワーして、お昼ご飯は焼きそば。息子、むしゃむしゃあっという間に食べる。少しして、元妻とドトールで待ち合わせ。三人でお茶。息子は野菜ジュース氷なしをあっという間に飲んだ。ジュースを背中にかけられた話をすると「また、ぼんやりしてたんじゃないの」と言われ、そうだったなと反省。気をひこうとしていたずらしたんだろう。息子は、またいたずらっぽい顔をして僕のキャップを口にくわえて店内を走り回ったり、外に出て行ったりした。三人でいると楽しいんだろうなあ。

渋谷AXへ。神聖かまってちゃんのイベント。久しぶりに川本真琴さんのバンド編成でのライブ。3rdアルバムから中心。昔のヒット曲はあえてやらず。ひたすらキュートなライブだった。川本さんの声は大バコでも、グッと客席に真っすぐ届く。耳のそばで歌を聴けた。
かまってちゃんははじめてライブは見るのだが、緊張した。曲間のグダグダも長いのだが、それが音楽への飢餓感を煽られて、演奏が始まるとグッと感動してしまう。羨ましさと切なさと嬉しさがこみあげた。見れてよかった。

写真家の佐内正史さんと会い、かまってちゃんのライブ何度か見てると知る。仕事をしたわけでなく、「今、聴くものないからさ」と聴きたいから行くというのは、当たり前のことだが、お互いの年齢からするとなかなかない。つい知り合いのバンドやミュージシャンのライブで精一杯になる。
朝方まで若者達と一緒に飲んだ。佐内正史の年内出るかもしれない写真集のタイトルは残った。ひたすら写真集を作り続けている。他にそんな写真家がいないのは不思議であるとも思う。お金の問題でなく、アイデアと構想が浮かんでくるかこないか。
「想像内にいるバンドじゃないよね」とかまってちゃんの事を話した。これまでロックのかっこいいとされてることを無視とは言わないまでも、あの曲間は掟破りの連続だった。曲はわかりやすいので、そこは音楽に頼っているのも感じた。

渋谷で解散して、タクシーで帰った。朝方帰る時、タクシーの運転手さんとは「最近街にひと少ない」という話しばかりだ。それも、もう飽きた。